私にとっては昔、夜更かししてたまたまTVで見ていた映画 「陽のあたる教室」 で、音楽教師 (主人公) の教え子の少女が、学園祭の練習で歌っていたのが印象に残っています。
彼女は歌手になる決意を固めてニューヨークへ旅立っていくのですが、この映画を見て以来、このナンバーは、スポットライトの当たる場所を目指す古き時代のアメリカの若者を象徴する曲、という印象になってますねぇ (私の中で。。。) 。
【名盤CD紹介】
○Playing My Way (サー・チャールズ・トンプソン)
このナンバーをジャズの世界で意識したのがコレ。ジャズ初期の演奏を聞かせてくれるトンプソンのソロ・ピアノでした。
オールドジャズのピアノらしいストライド奏法 (ベース音と和音を交互に押さえる、いわゆる 「ブン・チャ」 のリズム) が良いですねぇ。
アルバムの前半はメドレー演奏。どの曲も演奏の展開が同様で先が読めてしまうのですが、リラックスしたトンプソンのピアノを聴くと、この人は本当にピアノが好きなんだなぁ。。。と思わせるものがあります。